鳥栖市議会 2022-02-28 03月10日-04号
令和3年4月に施行された改正社会福祉法では、地域住民の複雑化、複合化した支援ニーズに対応する市町村の包括的な支援体制の構築を目指す重層的支援体制整備事業が法制化され、地域共生社会の実現に向けた、断らない相談支援、参加支援、地域づくりに向けた支援を一体的に実施することを努力義務として規定しています。
令和3年4月に施行された改正社会福祉法では、地域住民の複雑化、複合化した支援ニーズに対応する市町村の包括的な支援体制の構築を目指す重層的支援体制整備事業が法制化され、地域共生社会の実現に向けた、断らない相談支援、参加支援、地域づくりに向けた支援を一体的に実施することを努力義務として規定しています。
国は、このような複雑化、複合化した支援ニーズに対応する市町村の包括的な支援体制の整備を支援するため、重層的支援体制整備事業を、令和2年度(下段で「令和3年度」に訂正)施行に向けて社会福祉法等の改正の手続を進めております。
重層的支援体制整備事業、これが8050問題などの大人のひきこもり問題解決の新たな鍵になるのではないかと思いますが、この重層的支援体制整備事業がうたう断らない相談支援、参加支援、地域づくりに向けた支援という、この3本の柱が市の大人のひきこもり対策にもたらすものは何なんでしょうか、市の考えをお聞きします。
◎健康福祉みらい部長(岩橋浩一) 令和3年に施行される改正社会福祉法の主な改正内容としましては、地域住民の複雑化、複合化した支援ニーズに対応する市町村の包括的な支援体制の構築を目指す、重層的支援体制整備事業の法制化であり、この事業は、相談支援、参加支援、地域づくりに向けた支援を一体的に実施するものであります。
私は、前回の3月定例会の一般質問の地域共生社会に向けた地域づくりについてという項目の中で、国が令和3年度施行に向けて、社会福祉法の改正の手続を進めている交付金事業である、断らない相談支援、参加支援、地域づくりに向けた支援の3つの支援を一体的に行う重層的支援体制整備事業に手を挙げて、包括的に一元化した支援の仕組みの構築が必要であると訴えさせていただきました。